SNSスパムを御存だろうか?
まず、まだSNSやスパムを知らない人のために、SNSとはソーシャルネットワーキングサイトの略で社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスのことである。
そして、スパム(spam)とは、受信者の意向を無視して、無差別かつ大量に一括して送信される、電子メールを主としたメッセージのことである。
今回はこのSNSとスパム(迷惑メール)の関係性について、簡単に解説していきたい。
SNSスパム(迷惑メール)の種類
SNSとスパム(迷惑メール)の種類については、SNSで日本で有名どころといえば、mixiとFacebookだろう。
※Twitterは厳密にいえばSNSではないということだった。
他にもlinkedin(リンクトイン)も日本語化され、徐々に広まりつつ有るようだ。
続いて、SNSのスパム(迷惑メール)については、大きく分けて2種類が考えられる。
1つは、ウィルスなどがSNSのお誘いと勘違いさせて拡散されてしまう、というようなもの。
なので、もしお誘いがあった場合には、キチンと調べてから判断した方がいいのかもしれない。
※場合によっては、本人に確認をとる必要もあるだろう。
2つ目は、SNSに加入する際に登録されているメールアドレスへ、お誘いのメールが一斉に送信されてしまうというもの。
この場合には、1度ではなく、2度3度と送られてしまうこともある。
この後の解説では、最近この2つ目の問題により対応の必要が出てきた事もあり、このことに絞って進めていきたい。
SNSから送られてしまうお誘い迷惑メール
SNSに登録すると、登録したことを友達にお知らせする機能がついている。
この機能は「こんなSNSを始めましたよ」と気軽にお知らせしてくれるので、便利な機能ともいえる。
ところが最近、1つ間違えるとスパム化してしまいかねないという経験をしたので、その経験を踏まえて解説していこう。
それは、linkedin(リンクトイン)での出来事だった。
Facebookでは、登録の際に「知り合いのアドレスへお知らせしますか?」はキャンセルすることにしておいたので、何の問題も起こらなかった。
※リアルの繋がりが多いこともその理由だった。
ただ今回linkedin(リンクトイン)に関しては、以前メールにてお誘いが届いており、そのままの状態にしていた。
調べてみると、linkedin(リンクトイン)は、他のSNSと比べビジネスの繋がりが強いSNSだということ。
丁度、wordpressのjetpackプラグインで連携をとれるSNSの中でlinkedin(リンクトイン)が入っていたので、これを機会に始めることになった。
その時、迂闊にも「お誘いメールを送信」するにokをしてしまったことが事の始まり。
こんなにもいとも簡単に、一斉送信されてしまうとは…。
でも、「別にいいか!」と持ち前のポテンシャルで受け取らえていた矢先、直ぐに携帯のベルが鳴り響いた。
その相手はしばらく連絡をとっていなかった叔父だった。
「なんか、英語のわけのわからんメールが届いたんやけど」
このような話だったので、叔父は(年の割に?)LINEをしていたということもあり、「LINEのようなもの」と説明をしておいた。
その時はそれで収まったのだが…後日、また電話がかかってくることになる。
「また、送られてきたんやけど、メールは受信にもお金がかかるようだけん、止めてくれんね」
という内容だった。
なので、お誘いのメールには配信停止があるから、それをクリックすれば止まるよ、という旨の説明をした。
ところが、叔父の携帯はauで結構古い機種のガラケーのようで、メールの内容に英語の長文が記載されており、途中で”表示できません”となり、切れているということだったのだ。
おそらく、スマホを前提にHTMLが送られる仕組みにしてあるのだろう。
しかし、これでは迷惑メールと受け取られても仕方がない。
しかも、こうなると、こちらから止めるしかない、ということで、直ぐに対策を講じることとなった。
linkedin(リンクトイン)で迷惑メールを止める方法
linkedin(リンクトイン)では、もちろん迷惑メールと呼ばない。
日本の企業でサポート先の電話番号があれば1番なのだが、今回はlinkedin(リンクトイン)で海外のインタネット企業ということで期待できない。
ということで調べてみると、つながりリクエストというらしい。
そして、そのつながりリクエストを取り下げる必要がある、ということだった。
しかし管理画面をみても、それらしきものは見当たらない。
やり方をヘルプで見つけたのはîこちら
といっても、文章でつらつらと書いてあるだけだ。
それでも、何とか他のサイトも参考にしながら処理できた。
ただ、このような問題が他で起こっている可能性も否めないので、ここに画像付きで掲載することにした。
そこで、左サイドバーのメニューより『送信済みメール』を選択し、上部の『送信済みつながりリクエスト』タブをクリック。
そこに、リクエストを送信している一覧が出ているので、先ほどでいえば叔父のメールアドレスを探す。
見つけたら、『linkedinのつながりリクエスト』をクリック。
下部にある『取り下げる』をクリックすれば終了。
その後確認すると『取り下げられました』と変わっていた。
今回、クレーム?は叔父だけで済んでいるが、他の人にも迷惑がかかっているかもしれないので、全てのリクエストを取り下げようと思った。
しかし、linkedin(リンクトイン)と同期されたのは、1部のアドレスとはいえ300件以上ある。
しかも、一斉操作の機能もない。
現在、最初のお誘いメールを含め3件の再送が行われているようだった。
調べている最中にわかったのが、「有効期限」があるらしい。
有効期限が執行するまでの期間がハッキリと書いてなかったが、2回と書いてあるので、これで終わりのはずだ。
結果、この状態で様子をみることにした。
SNSと迷惑メールのまとめ
[まとめ]お誘いメールは一斉送信しない。
ネットでの繋がりはもちろん、SNSのようにリアルも絡んでくるもの、一斉送信のような便利な機能は使用しない方がいいと思った。
これを深く掘り下げていけば、SNSでリアルの繋がりを便利に構築していこうとするほど辛くなってくる、ということに落ち着いていく、といったら言い過ぎだろうか。
どちらにしても、元々SNSがブームだからこそ、SNSに頼らない繋がりが大切になっているという方針だったので、今後もその方向でいく可能性が更に強くなった次第だ。
追記:
linkedin(リンクトイン)は先ほど申し上げたようにビジネスの繋がりが濃いSNSなので、使い方次第では活用できると思う。
実際に、登録して間もなく、早くもいくつかのオファーが来たから。
ネットビジネスもそうだが、linkedin(リンクトイン)はBtoB(企業間取引)に向いていると思うので、会社をやっている方にはおすすめできるSNSといえなくもない。