無いといえば無いといえるし、有るといえば有るともいえる。
と、そんなわかりにくい答えは置いておくとして、wordpressといえば何でもできるイメージが強い。
wordpressが何でもできるからといって、調子に乗って何でもやっていたらとんでもないことになった。
という失敗談をここには記録していく。
wordpressの記事URLが変わってしまう
wordpressのパーマリンクの変更は、サイドメニューの設定から【パーマリンクの設定】で変更できる。
デフォルトでは、【/?p=123】になっている。
これはseo的に動的な要素は不利になるという理由と、訪問者に何のページがわかりにくいということで変更することが定番といってもいいだろう。
代表的なものでは【/%category%/%postname%/】の設定が多いようだ。
実際に私自身、使用していた。
ただ、この場合には問題が生じることがわかった。
wordpressでカテゴリーを変更する
wordpressでカテゴリーを設定しつつ記事を更新していると、カテゴリーがいつの間にか増えすぎてしまいゴチャゴチャしてくることがある。
そんな時には、整理したいところだ。
ところが、先ほどのパーマリンク【/%category%/%postname%/】にしてしまうと、カテゴリーを変えた際、一気に記事自体のURLも変更してしまうのだ。
つまり、気軽にカテゴリーを変更してしまうと、検索エンジンにインデックスしている記事の住所が変更してしまうので、どこに行ったか(変更したのか)わからないと、一気に検索からのアクセスが減少しかねない。
加えて、紹介リンクやお気に入り、SNSなどのイイネ!も含め全てに影響してくる。
プラグインの【Redirection(リディレクション)】などで設定しておくことで対処できなくもない。
ただ、一括で整理する際には、非常に手間がかかる。
なので、【/%category%/%postname%/】した際には、カテゴリーの変更は慎重に行う必要があるといえるだろう。
では、どうすればいいのか?
パーマリンクのパーマリンク変更
カテゴリーの変更で困らないように、パーマリンクを変更すればいいだけの話。
ところが、wordpressではパーマリンクを変更しても、先ほどカテゴリー変更と同じように、記事全体のURLに影響してくる。
それはある意味カテゴリーよりももっと大元の住所変更にも関わってくるので、ややもすればドメイン変更したほどの影響が出てくる可能性も否めない。
といったものの、wordpressでは自動でリダイレクト(転送)してくれることもあるようだ。
その辺は動的サイトのメリットといえるのかもしれない。
では、パーマリンクは途中で変更出来ないのか?
この問題は、プラグインの【Permalink Redirect】で対応できる。
とはいえ、記事が多くなってくるほど、リスクが大きくなるのは間違いない。
なので、やる場合にはデータベースのバックアップはとっておいた方がいいだろう。
パーマリンク変更による、取り返しの付かないパターン
パーマリンク自体あまり変更しない方がいい、ということは既にお話したとおりだ。
ただ、もしパーマリンクを2度以上連続で変更したら、どうなってしまうのか?
正直、予想がつかない。
わかっていることは、そのサイトの構築によって様々な現象を生じてしまうということ。
例えで、経験したことをいうなら、
この原因で考えられることは、負荷が一気に高まってしまいホストのデータベースサーバーがダウンしてしまった、ということ。なので、しばらくすれば表示される。
これはリダイレクト(転送)がうまくいっていない可能性が高い。
.htaccessファイルを変更して解決することもある。ただ、それはまだマシな方で、.htaccessの書き換えが原因ではない場合もある。
自分の場合その結果、デフォルトのパーマリンク(/?p=123)しか機能しなくなってしまった。
今回の失敗は、wordpressをやっていて日々様々な問題が起きるが、その中でも結構大きな部類に入る問題といえる。
とはいえ、お陰でサイト構築を根本から見直すことができた。
サイト作成もPCと同じく、何が起こるかわからない。
最終的には、osから全て再インストールし一旦リセットしてしまうことが早かったりする。
なので、データベースとファイルのバックアップは手動でマメに行う手間くらいは必要かもしれない。
パーマリンクのおすすめ
パーマリンクには、おすすめなんか無い。といってしまえば身も蓋もない。
なので、あえていうなら『/%postname%-%post_id%.html』にすることで、少しでもseo的に効果が上がるよう静的に見せる、というパーマリンクもある。
ただ、これはあくまでも気持ち的な問題であって実際のseoの視点でいえば、動的静的な問題は2008年に既に解決されている。
[ss url=\”http://www.sem-r.com/08h1/20080924185039.html\” width=\”160\” class=\”alignleft\” title=\”Google、動的URLも問題なくクロール可能 – 公式ブログで説明\” caption=\”これは動的URLに対するgoogleの見解の紹介記事です。\” hatebu=1 tweets=1 likes=1 rel=\”nofollow\” alt=\”Google、動的URLも問題なくクロール可能 – 公式ブログで説明\”]
上記でgoogleが説明している要点は、
『動的URLのままにしてもらっていいよ、こっちで適当にクロールするから』『下手に静的URLにされると、クローラが混乱してどうでもいいページ次々とインデックしちゃうから、変なことしないでね』
ということになる。
google君が話されているように、変なことをしすぎると、それに伴いペナルティになるリスクが高くなるかもしれない。
動的サイトで気をつけるべきは、URLというよりも動的な理由により、読み込み速度が遅くなることで、seoに影響することがある、ということだろう。
それと、今回の話はパーマリンクの変更のように、チョットした変更が混乱を招く可能性がある。ということだと思う。
その意味ではパーマリンクは大元の住所になるので、ドメインを決める時のように慎重に決めておく必要があるともいえる。
この記事は書きかけの項目です。
随時、追加していく予定。