ファイルのアップロードできない時

\'ファイルのアップロードができない時について\'ファイルのアップロードができない時の対処法。突然serverへファイルのアップロードができなくなり、フォルダの作成もできなくなり焦ったのでメモ。

今回の問題はネット調べても解決できなかった。こんな事は始めてだ。
しかもサーバーのサポートに問い合わせても的を得た回答は無しで、フォーラムに書き込んでくれと他人に依存して数回のやりとりで返信すらこなくなった。
※安いサーバーだし、使い慣れているからしょうがないか。

フォーラムは使いにくそうだし、仕方がないのでヤフー知恵袋で生まれて初めて質問をすることにした。

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ファイルのアップロードができない時の具体的な状況

ファイルのアップロードができない不具合が起こったサーバはCORESERVER(コアサーバー)。この現象が起こったのは持っているサーバーのうち1つだけ。

具体的にはファイルがアップできない。フォルダの作成もできない。
※ファイルのアップでは途中でストップし、ふぉるだの作成では権限がないと表示されてしまう。
逆にできることは、ファイルやフォルダの削除と名前変更。

やったこと

FTPからだけではなく、ブラウザでもファイルマネージャーでやっても同じ現象が続いた。
パーミッションを変更しても変化なし。

更にツールから「ファイル所有者の修正」も行ったが変わらず。

CORESERVER(コアサーバー)とwordpress

CORESERVER(コアサーバー)とwordpressで問題になることで代表的なものはPHPのセーフモードだ。
これは画像をアップする時などによく起こる問題。

この問題の解決は簡単で、.htaccessファイルの中に、
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
を書き込んでアップすればいいだけのこと。

これは既に処理済みだったし、そもそも今回はファイルをアップできない。

原因と解決法

今回の問題の解決法は、まさにヤフー知恵袋に出した数分後にわかった。
※ちなみに知恵袋から直ぐにキャンセルしたのはいいけれど、コインは返ってこないのね。
(500枚奮発したのに…くぅ~)
ともあれ、解決法が見つかったのでメモ。

わかってしまえば「な~んだ」という間抜けな原因だった。
それはファイル数のオーバー

CORESERVER(コアサーバー)はCORE-Aプランで30万ファイルまでの制限がある。
これを超えた時点でアップできなくなった、というわけ。
どうりでファイルがアップできないわけだ。
※CORE-Bは80万ファイルまでなので余裕がある。

今回の問題に気がついたきっかけ

このファイルがアップできないのに気がついたのが、wordpressをいじっていたときだった。
プラグインのPS Auto Sitemapをインストールしようとすると、いつもなら自動でインストールができるのに、いきなりFTP情報を入れてください、と表示されて異変に気がついたのだ。

なので、wordpressとCORESERVER(コアサーバー)の相性の問題だとばかり思ってしまい、解決に遠回りしてしまったと考えられる。

ただ、なぜこんなにファイル数が増えてしまったのか、その根本原因を探る必要がある。
で、ないと同じ問題が発現し続けてしまうからだ。

根本原因

今回の問題の根本源因として最も考えられるのが、wordpressのプラグインの1つである。

その名もGlobal Translator

このプラグインは設置するだけで47カ国の言語で表示してくれる、というとても便利なものだ。
しかも、ここだけの話外国の検索エンジンにインデックスまでしてくれる。
その証拠にこのサイトもアメリカ、中国からソ連、韓国・ヨーロッパなどからの訪問者がある。

このプラグインで全ての国を設定していると、1記事更新するだけで、100ページほどのファイルができてしまうのだ。
このプラグインのお陰でファイルが自動生成されていき、今回の問題に発展したと考えられる。
そこで外すことも検討し、悩んだ末外国からのアクセス数が大い順、アメリカ・中国・韓国だけ残し後は消すことにした。
(ここのサイトチェレンジでは一応全て残してある)←その後「Global Translator」は外すことになった。そしてwp関連の記事は移転。

ただこのGlobal Translatorはやっかいで、プラグインの設定を変えただけでは過去のファイルは消えない。
なので、FTPでファイルを削除してしまわなければいけなくなる。
場所はwp-content/gt-cache/

しかも、サイトマッププラグインXML Sitemap Generator を利用している場合は、その中も消さなくてはならない。
※ただこれは、サイトマップを再構築するだけでいいらしい。

追記:
何か変化があったらその都度追加していくこととする。

「Global Translator」は現在では使用していない。
1,この問題で出たfile数肥大のため
2,翻訳次第では、アドセンスの規約に影響してくる
の2点が理由だ。

実際には、2つ目の理由により全て削除し外すことにした。
具体的にはアドセンスより、中国語のページで誘導しているとみなされるページが指摘されたため。

Adsenseといえば、自動生成ページはアウト。
なので、このプラグインは使えないことになる。

[ss url=\”http://www.suzukikenichi.com/blog/auto-translated-content-may-be-considered-as-webspam/\” title=\”Google翻訳で自動翻訳したコンテンツは検索エンジンスパムになるかも\” caption=\”これはリンク先ページの説明用キャプションです。\” hatebu=1 tweets=1 likes=1 rel=\”nofollow\” alt=\”Google翻訳で自動翻訳したコンテンツは検索エンジンスパムになるかも\”]

記載されてるように、

翻訳ツールを使って翻訳コンテンツをユーザーに提供すること自体に問題はありません。
自動翻訳でできあがったコンテンツ(ページ)を検索エンジンに公開すること、つまりインデックスさせて検索結果に出すことが問題

なので、どうしても「Global Translator」を使いたい時には、検索エンジンを”ブロック”する設定にしておかなければならなくなる。
それならば結局は、現在では翻訳ツールも発展していることだし殆ど意味がなくなる、ということに落ち着く。

今回の参考サイトURL

■XML Sitemap Generator
※google向けのサイトマップを生成してくれる
■PS Auto Sitemap
※人間の視認向けのサイトマップ(ユーザービリティアップのため)
日本語でわかりやすい
■Global Translator
※今回問題になったプラグイン
47カ国語に翻訳したページを自動生成してくれる。