アドワーズ(Googleの広告プログラム)の基本

アドワーズ(Googleの広告プログラム)の基本をここにメモしておくことにした。
理由は2つ

  1. Google社が英語圏の会社なので、ヘルプがわかりにくいから(最近では大分親切になってきた)
  2. 自分自身が基本から復習をするため

アドワーズ(Adword)とは

アドワーズ(Adword)とは、わかりやすく説明するとGoogleが提供しているインターネット上の広告システムのこと。

検索結果の上や横に「広告」と表示されてその下にサイトの説明とURLが出ているのがそれ。
広告の場所は検索結果だけではなく、youtubeや携帯端末向けの検索結果やアプリケーション内、
一般のウェブサイト内などがある。
※検索結果以外はアドセンス(AdSence)に参加してる場所にでるということ。

\"検索結果アドワーズ(Adword)の場所説明画像\"

※アドセンス(AdSence)はアドワーズ(Adword)と逆で、広告を掲載して料金をもらうシステム。
つまり、Googleには広告の出稿と掲載がどちらも手軽に始められるサービスがある、ということだ。
アドセンス(AdSence)に関しては別途メモしていくこととする。

例えば、検索エンジン最適化(SEO)と呼ばれる手法がある。
これは、ただホームページやブログを作るのではなく、検索エンジンにわかりやすいように作成し検索結果の上位を表示させるように施策することをいう。

SEOには同じように上位表示したい競合(ライバル)が多数いるので、そう簡単にはいかない(キーワードにもよる)。
そこで代行して最適化(上位表示)してくれるSEO業者も存在する。
要するにお金を払って上位表示をさせる、ということだ。

ここで少し他の方法を考えてみる。

アドワーズ(Adword)を使えば、検索結果の上位を表示が簡単に出来る、ということになる。
ただこの場合も当然ながらお金がかかる。

アドワーズ(Adword)はクリック課金型の広告プログラムを用いているので、あるキーワードで検索結果の上位に広告を出そうと思えば、同じキーワードを狙っている競合とオークションで入札しなければならない。

なので、人気のあるキーワードは1回のクリックがドンドン跳ね上がる。
例えば、最低7円からスタートし「保険」「転職」「クレジットカード」などのキーワードはかなりの高額な料金なる(1クリッ千円単位とか)。

固有名詞は比較的安い傾向にあり、1クリック10円とかで落札できる傾向がある。
これを利用し固有名詞で広告を出稿する方法もあるけれど、広告主・Google共にチェックが厳しくなっている。

もう1つ検索結果以外の一般のウェブサイト内に広告を出すこともできるので、既に検索結果で上位表示されていて、アドセンス(AdSence)に参加しているサイトで広告を出すように設定すればSEOは必要なくなる。
※1クリックごとに費用がかかるので、費用対効果はまた別。

■アドワーズ(Adword)を使えば、インターネット上で簡単に商品やサービスの宣伝が簡単に行える。

アドワーズ(Adword)とキーワードについて

アドワーズ(Adword)ではキーワードを選び、クリック課金で広告を出稿する。

ということは、関連性の高い場所に表示できると同時に、クリックする人は興味がある人の可能性が高いということになる(悪用する人を覗けば)。
※Googleでは広告主に不利益になる悪用や不正にかんしては、厳しくチェックをしている。
これは見込み客集めに最適だということだ。

googleディスプレイネットワークについて

Googleディスプレイネットワークとは、検索結果以外の広告が表示される場所のこと。
※アドセンス(AdSence)に参加しているパートナーのサイトなどに表示される。

googleディスプレイネットワークからサイトに訪れるまでの流れ

見込み客はまずお気に入りや、他サイト、Googleパートナー以外からの検索結果などからパートナーサイトへ訪れる。
そしてパートナーサイトで情報をしらべているうちに、関連のあるキーワードをクリックして広告主のサイトに訪れることになる。

提携しているサイトはアメーバやライブドアなどの大規模なポータルサイトから小規模なサイトまであり、googleの強力な検索技術で、関連性の高いサイトのみ表示される。

アドワーズ(Adword)の用語

アドワーズ(Adword)の用語について、主なモノを解説する。

■検索クエリとは
googleの検索ボックスに入力する単語やフレーズのこと。

複数の単語を組み合わせるほど見込み客に近づき単価も安くなる傾向があるので効果的。

■クリック単価(CPC)
広告主が払う1クリックあたりの単価
※ユーザーがクリックした時のみ料金が発生する仕組み

設定はクリック単位と1日単位で自由に設定できる。
月額の設定も可能で、設定以上の課金がされることはない。

■広告の品質
アドワーズ(Adword)において最も大切な概念。

クリックしたユーザーが求めているサイトを作成することで、キーワード単価を下げることができる。
ということは効果的な広告出稿が可能となるということ。

わかりやすく、逆を例に出してみよう。

料理の鍋が欲しいユーザーがサイトを探している時、関連するキーワードをクリックしアドワーズ(Adword)広告主サイトに訪問したとする。

そのサイトには鍋が1つもなく、フライパンしかおいてなかったら…
あるいは、料理とも全く関係ない保険のサイトだったとしたら…

それはユーザーに、「無駄な時間をとらせただけ」で、ユーザーに便利ではなく、ややすれば迷惑にすらなってしまう。

それを防ぐために、アドワーズ(Adword)では、広告の品質、つまりユーザーの希望にマッチした広告主サイトがクリック単価が下がるシステムをとっている。
なので、キーワードとサイトの内容はできるだけマッチする工夫が必要である。
しかも長期にわたり掲載するほど単価も下がる傾向が出てくる。
※ユーザーが探している情報が簡単に見つけられる工夫があれば尚いいし、商品やサービスの購買率もあがることになる。

アドワーズ(Adword)アカウントの作成について

続いてアドワーズ(Adword)アカウントの作成の手順の解説。

  1. adword.co.jpにアクセスする。(最下部にリンクを表記)
  2. 今すぐ開始をクリック
  3. 手順通りにメールアドレスとパスワードを指定しアカウントを開設※既にgoogleアカウントを持っている場合は、そのメールアドレスとパスワードを入力しログイン
  4. ログイン画面をブックマーク(お気に入り)に追加
  5. キャンペーンを作成
  6. お支払い情報の設定

キャンペーンを作成の手順

次にキャンペーン作成の手順を解説。

最初のキャンペーン作成画面↓
\"アドワーズ(Adword)の最初のキャンペーンを作成画面\"

  1. メインで紹介したいサービス(商品)を思案
  2. 最初のキャンペーンを作成をクリック
  3. わからない時は右下にある「初心者向けガイド」を読む
  4. キャンペーンを設定する
キャンペーン設定のポイント

キャンペーン設定のポイントを解説

・キャンペーン名には、商品(サービス)を必要としているユーザーが検索するキーワードの大元を入れるようにする。
例:太陽光発電

・アドワーズ(Adword)では「地域」を絞って特定の地域のみに広告の出稿も可能
※競合が少ないのでクリック単価を抑えることが可能
まずは済んでいる地域のみからスタートすること。
例:鹿児島県出水市

・ネットワークとデバイス
全てを選択

・単価設定オプション
はじめは自動入札設定を選択
個別単価設定は慣れてきてから、濃いユーザーが集まるキーワードを高単価に設定していく。

・予算
クリック表示は予算に応じて多く表示される。

キャンペーン設定完了
保存して次へ

最初の広告の作成

ユーザーがクリックしたくなるような広告テキストを作成することが大切。
キャッチコピー力とキーワードを合わせることがポイント。

・見出し(全角12文字以内)
検索クエリとの関連性を持たせる
狙っているメインキーワードを必ず含める

・説明行1と2 全角17文字以内×2
1,行動を促すフレーズを入れる
2,独自のセールスポイントを入れる
限定情報など狙うキーワードも入れるようにする。

・表示URL(半角32文字以内)
http://は入れないでいい。
ホームページのURLを入れる

・リンク先URL
広告先URLを入れる
探している情報(商品)が掲載されているページURLを記入

キーワードリストの作成

ここで指定したキーワードが検索されると表示される。

広告で入れたキーワードを中心に関連キーワードを、一行ずつく記入する。
具体的なほどよい。とはいえ、全く検索されないキーワードだと意味がないので、自身がユーザーだったらどんなきーわーどで検索するかを目安に考える。
※複数の単語で記入する。

・検索トラフィックを見積もるをクリックすると1日の予算がみれる。
※予算に関しては費用対効果を見ながら、後ほど定期的に確認修正を行っていく。

ここまでで、最初のキャンペーンが完成する。
※全ての広告は掲載前にGoogleの審査がある。
法律に基づく商品(サービス)なら問題ない。

保存後、お支払い情報を登録をクリック

お支払い情報の登録

お支払い情報の登録の方法を解説

タイムゾーンで日本を選択(後に変更できないので注意が必要)

前払いと後払いの2種類がある。(こちらも後の変更不可)
後払いはクレジットのみ、前払いはコンビニ払いや銀行振り込みも可能

次へ進むとクリック
同意し次へ進むをクリック

クーポンがある場合は”ここをクリック”からプロモーションコードを入力するとその金額が使用できるようになる。

5000円分の無料クーポンを差し上げます。

只今当社では5000円の無料クーポン券を発行しております。
希望の場合は、お問い合わせより「アドワーズ(Adword)クーポン希望」という内容でお問い合わせください。
設定やコンサルも無料でサポートいたします。
※2011年2月25日まで5名様限定

以上

アドワーズ(Googleの広告プログラム)の基本の概要を解説してきた。
これで最初の掲載が開始される。

あとはクリック費用よりも利益が多ければ、でた利益を広告費に回していくだけ。

今後も、アカウント管理画面でできることやアカウント構造の最適化についてなど、アドワーズ(Adword)についてのより詳しい情報のメモをとっていくことにする。

参考サイトURL

■アドワーズ公式サイト
※電話での申し込みは0570-055-166(受付時間 平日(土日祝日除く) 9時~18時)
■アドワーズとは~wikiより
※概要が記載してある
wikiに記載されている、「明日 Googleにアクセスできなくなったらどうしますか?」問題も興味深い。
個人情報送信を拒否した場合、アカウントを停止するということは強制的な手段とも捉えられる。
広告とはある意味信用力とみた場合、携帯電話の情報提供で問題があるようであればビジネスとしてはどうなのか疑問が残る。
情報収集能力が高すぎるGoogleに過度の不安を抱かない方が賢明なのかもしれない。
携帯電話はプリペイドでもできるのだから。(個人的にはプリペイドでビジネスしようとは思わないが)