共起語という言葉は、seo対策として昨年4月くらいから、注目されてきた言葉となる。2014年現在でも、少ないとはいえ、調べられるキーワードとなっているようだ。
seo対策を考えている人が検索しているのかもしれない。
今回は、この共起語について5つのポイントに絞って、まとめてみたい。
⇒まずは、こちらの記事で関連した内容を録音していますので、ご参考ください。『wordpressでseo対策~5つの方法で上位表示を達成』
※これはテストであり、今考えると失敗作です(キーワードが強すぎた事もありますが、アクセス的にはyoutubeで上げた方がまだマシですね)。
自身への戒めとして、あえて残しておくことにします。今後の検証の余地として…
1,共起語とは?
簡単にいうならば、『似たような言葉』ということ。
とはいえ、ただ単純に類語という意味とは違い、流れのなかで、違う表現が起きてくる言葉ということになる。
複数の言語現象が同一の発話・文・文脈などの言語的環境において生起すること。「しとしと」は「雨が降る」とは共起するが、「雪が降る」とは共起しないといえる。アメリカの言語学者ハリス(Z. S. Harris (1909- ))の用語。
引用元: 共起とは – IT用語辞典 Weblio辞書.
共起は英語では(コロケーション、Co-occerrence)という。
共起語自体の類語はない。
ではなぜ、共起語という言葉が検索されるようになったのか?
理由は、上位表示に有効かもしれない、という記事が増えてきたからだといえるだろう。
※もちろん、言葉の研究(勉強)をしている人も元々いたが、プラスαで検索する人が出てきた。
検索エンジンが知りたいこと、それは訪問者への疑問を解消する答えが載っているかどうか?に尽きると思う。
その判断をする材料の1つが、関連性のある内容がどれだけ書かれているのか?ということになる。
なので、共起語は注目されてきた。
ちなみに、それまでは、どんな言葉と一緒に検索されているのか?ということが注目されていたので、
サジェストキーワード(検索結果に候補として出る言葉)を調べる人が多かった。
なので、その為の類語調査ツールも出回っている。
2,共起語を分析
共起語を分析することで、ユーザーに役立つコンテンツ作成をすることができるようになる。
つまり、訪問者がどういう事を知りたいのか?というヒントも隠されている。
例えば、この記事も単に共起語だけの内容であるなら、SEO対策に役立てたい人の役には立てない内容になるかもしれない。
しかし、検索結果の共起語を調査し分析することで、「なるほど、共起語とは上位表示したい人が調べている可能性も高いな」となり、
その内容を書くことで、検索エンジンに好まれることに繋がっていくだろう。
本来なら、共起語⇒SEOという言葉の繋がりは思いつきにくいものだ。
ちなみに、もう少し離れていくと、共起語という言葉から、Googleやペナルティという言葉も共起語として出てくるようになる。
反対に、一人称とか反意語などは共起語の候補としては出てこないのだ。
●語の関連性の強さを表すものとして、語の関連相関を計算する方法がこちらにあった。
●立命館大学 産業社会学部 准教授 樋口耕一先生が無償で提供されているKH Coderを使うと、共起する言葉の繋がりや割合を抽出し調べることができる。
では、共起語を狂気語として間違えて誤字で書いた場合はどうなるのか?
共起語と狂気語は、共起語ですらない何の関係もない言葉だ。
実はこれも、検索ロボットは間違いキーワードとして判断してくれる。
なので、文章が上手くなければ上位表示は出来ない、とはならないのだ。
では、ギャル語はどうだろうか?
他にも方言の独特な単語がある。
方言は、共起語でも「大丈夫ばい。」「大丈夫やけんね。」のような場合、語尾の違いだけなので大丈夫だろう。
では、次の言葉の場合はどうだろう。
例えば、ナマスキルハイという言葉をご存知だろうか?
スキルハイ⇒「お刺身切って」 宮古島の伊良部島の方言
果たして、「お刺身切って」という言葉の共起語として認めてもらえるのだろうか?
ここまでになると、外国語との兼ね合いも出てくる。
とにかく、調べれば調べるほど複雑になってくるので、あまり難しく考えていてもしょうがない。
まずは、メインキーワードに関連する記事を書いていけば、必然的に共起語が含まれてくるようになると思うので、1つの事について振り下げながら、記事を書いていくことが大切になるだろう。
3,共起語と関連語について
ただ、先ほども申し上げたように、関連検索に関しては、検索する人が知りたい傾向を理解するため必要となってくるだろう。
この「共起語と関連語について」も、共起語について記事を書こうとした時には、”関連語”という単語は、共起語の候補でも頭の中にも、全く出てこなかった。
しかし、関連検索では候補に出てくる。
ということは、共起語と関連語の違いを知りたい人が多いのだろう。
では記事のこの部分は、「共起語 関連語」で上位表示を狙うために書いたのか?
というと、それは難しいと思う。
では、なぜ書いているのか?
それこそ共起語として、これを知りたい人は、これも知りたいだろうという繋がりで書いているにすぎない。
※追記を書くついでの見なおすと、”共起語 関連語”で1頁に表示されていたので、まんざらではないのかもしれない。
というよりも、Googleは文章の頭から重要度の順序を判断する流れから、検索したい人が知りたい答えを重要視するようになってきた。
その証拠に、検索結果では文章の途中が表示される(H3などの区切りで)。
他のキーワードなどで上位表示されているサイトを見ても、しっかりと整理され、まとめてあるサイトが上位表示されている傾向にあるので、
整理というのは、今後も覚えておく必要があるのかもしれない。※とはいえ、”まとめサイト”では、やり過ぎた感が否めないが…
4,共起語を検索してくれるツール
『共起語』というキーワード検索結果で1位に出てきている。
※リンク先はGoogleの検索結果なので、見る時期によって多少変化があるかもしれない。
ちなみに、Googleの検索結果へのリンクは、発リンク効果があるのだろうか?
動的なページで、内容が安定していない事と、検索結果にGoogleの検索結果が出ないことを考えれば、恐らく効果はないといえるだろう。
余談:検索結果にGoogleの検索結果ばかりが出てきたことを想像してみた。
頭がオーバーヒート起こしそうになったので直ぐに辞めることにした。
実際にツールを使用した結果で出てきた、「共起語」の共起語キーワードはこちら。
スパゲッティ(6) コンテンツ(6) アンカー(6) 追加(6) ブログ(6) 頻繁(5) ペナルティ(5) Google(5) サイト(5) 単語(5) 』
※このような単語の羅列は、SEOスパムとしてペナルティを受けやすいので、画像にした方がいいだろう。
何にしても、頻繁にやり過ぎるのが1番良くないといえる。
ほどほどに自然な状態で、記事を書いていくことが重要だ。
といいつつ、参考までに「共起語」の関連検索語も記載しておく。
共起語分析
共起語 seo
共起語 ツール
共起語 意味
共起語 英語
共起語 関連語
共起語検索
共起語ツール
共起語検索ツール
共起語辞書
r 共起語分析
ペナルティになるリスクを犯してまで、なぜ、このような単語の羅列を記載したのか?
実は、訪問者に役立つようという理由が、キチンと記載されていれば問題はそう大きくならない。
なぜなら、そうしないとランキングは全てスパムになってペナルティを受けてしまうからだ。
ちなみに、「r 共起語分析」に関しては、テキストマイニングという、今回の内容に全く関係性を見いだせなかったので解説に取り入れなかった。
失礼。”全く”というのは語弊があった。
共起語分析という観点からいえば、関係なくはない。
ややこしくなるのを避けただけだ。
5,SEOの視点からみた共起語のまとめ
ここまでの解説で、共起語というものがどんなものなのか、そしてSEOと関係があることも含め、何となくでも掴めたと思う。
実はSEOの観点からいえば、共起語という言葉だけではなく、画像も動画も全て関連性が重要となってくる。
わたしがこれまでに、何度となく言い続けてきたのが
『コンテンツマッチで世界は創造される』
ということ。
いる人(必要としている人)にだけ提供する。
これが全ての答えになるだろう。
最後に、
誰かに「太陽にほえろ!」のような刑事ドラマを作ってもらいたい。
死んで新人が加わる
これはいつの時代にも通用する、永遠に続くレジェンド的コンテンツとなるに違いない。
ちなみに、この内容は、いきなり話題が変わり、しかも共起語とは全く関係ないこととなる。
なので、SEO対策的にはよろしくない。
しかし、人間的側面(自己開示)を示すことで、共感を得るということでは、意味がある。
このように、SEOと相反することも覚えておく必要が出てくる。
これはまるで、フェラーリとプリウスのようなものだ。どちらも求めるのは難しい。
結局は、どこで妥協するのか?そして何を目的とするのか?で選択していくしかないだろう。
ちなみに、この「ちなみに、」という表現は、クセ。
このようなクセも、誰が書いているのか?という関連性として、Googleは診ている。
そういえば、SEO対策に関して、一応テンプレートのソーシャルとの連携機能を付けているが、わたしは被リンクとソーシャルでの拡散を殆ど意識していない。
この記事は「共起語」関連のキーワードとして、はたして上位表示されるのだろうか?
それは正に、記事を読んだあなた自身が、決めることなのかもしれない…
雑記
投稿して1ヶ月あまり、ようやくこの記事が「共起語 SEO」で1頁目に顔を出し始めた。
他サイトがSEO関連のサイトなので、流石に更新しただけの放置では無理だった。
といっても、手を加えたのはほんの少しで、変更点は、タイトルにSEOを前部に加えただけ。
被リンクは日記から、2つほどだったかな。
SEOに特化したサイトで、更新数が多ければ、そのまま何もしなくても大丈夫だと思う。
他には、共起語関連の中でも、この記事のようにいくつか含めるのではなく、SEOに特化させた記事にするなど。
※その代わり、他のキーワード(例えば、共起語 分析)で上がってくる可能性も上がるが。
とはいえ、共起語 SEOの検索数はわずかなので、この記事自体は、そこまで意味はないのかもしれない。
ただ時間と労力は限られている中で、戦略的キーワード選定は最重要だということが理解できたので、自身の中では、この記事は成功だとしておこう。
2014/4/30現在 「共起語」単独で9位となっていた。
最近は更新も滞っているサイトなので、ちょっぴり驚いた。
2014/11/19追加 放置で流石に全体的に2頁目になってきていた。
ハッキリ言って、共起語というものは、国語の勉強と同じである。
SEOを学ぶ上で、そのようなものもあるんだ程度の認識で丁度いいと思う。
だからといって、”要らない”とまで断言しない。
※断言した方が、SEO上は有利だが…10位以内に反対意見を取り入れる傾向にあるので
批判SEOやSEMは精神的に強い方にお任せするとして、共起語は元よりSEOは、検索エンジン最適化なわけだから、
検索エンジンに誤解されないための1つとして認識しておけば十分ということになるだろう。
つまり…
SEOでの弱者の戦略の1つとしては、横堀りよりも、立堀りが望ましいということになる。
これが、いつの間にか共起語を使っていた、という事になれば、それに越したことはない。
その意味では、SEOを極めたいならSEOをしないこと、となってしまうのだが、
ややこしくなってしまうので、それはまた別の機会で…