ハードディスクを復旧するためサービスの費用(価格)を会社ごとに調べてみた(体験談含む)

\'ハードディスクを復旧するためサービスの費用について\'ハードディスクを復旧するサービスの費用(価格)を会社ごとに調べてみた。理由はできるだけ格安で押さえたいため。
今回修復したいのは外付けハードディスク。

–スポンサーリンク–

ハードディスクを復旧するためサービスの費用を、なぜ調べようと思ったのか?

思い起こせば始めて壊したのは10年ほど前、パソコンのハードディスクを壊した時のことだ。
※興味がなければすっ飛ばして下さい。下部に激安の会社の情報をまとめてあります。

当時、ハードディスクやパソコンのこともよくわからないかった私は、ハードディスクに詳しい友人に見てもらった。
「中に10万円分くらいのデータがあるんよ。頼むよ」
するとその友人も復旧できないようで、更に詳しい友人に電話して聞いてくれていた。
私は為す術を持たないので、横で不安そうな顔で眺めているだけしかできなかった覚えがある。

そのやりとりは、パソコンを起動した時にF8連打だったかコマンドプロンプトだったか、うろ覚えだがとにかく黒い画面で何かやりとりしていた記憶がある。そして30分程度の時間が過ぎたころ友人は電話で「うん、うん、わかった」と言って振り返り私に向かってこう言った。
「フォーマットするね」
私は当時”フォーマット”という言葉の意味がわからなかった。それで復旧するならと思い、喜んびながらにの返事で「頼むよ」と答えてしまった。
そう。全てのデータが消えるとも知らずに…・。

そして無事?フォーマットが終わった後、彼はこう言って帰った。
「osの入れ方がわからないから後は宜しく」
私はosの意味もわからず確かこう答えたと思う。
「あ、あーそうか。わかった」

そして友人が帰った後、パソコンの電源を入れ起動してみようとすると…
うんとも、すんとも、いわない。
私は気のせいかと思い何度も何度も何度も電源ボタンを押し続けた。それでも、何も起こらなかった。

私は直ぐに友人に電話して聞いてみた。これは当時のやりとりの会話だ。
友人「あーそうなんだよ。全て消えたから、電源も入らなくなったんだよね。」
私「そ、そうか。じゃ電源は入るようにしてもらえないかな。」
友人「それがあいつに聞いても出来ないらしい。パソコンショップにでもみてもらえばいいよ」
私「…」

別に彼が悪いわけじゃない。わざわざ時間をとってきてくれたわけだし。
ただ一言聞いて欲しかっただけだ「全部消えて、その後は修復できないけど、それでもいい?」と。

今思えば、ただの間抜けな話だ。
私は学んだ。「人を頼ってはいけない。ハードディスクは自分で守らなければ。」と。
そこでその後やったのが、ハードディスクのデータを外付けハードディスクに入れておくこと。
これでパソコンが壊れても大丈夫だ。

それから5年ほど過ぎたある日。
今度は違う悲劇が起こった。

当時は余裕がなかったこともあり、外付けハードディスクのコンセントが抜けかかっていたのに気がつかずに作業を続けていたのだ。
その結果当然のように、クラッシュ!破壊!故障!!

外付けハードディスクの電源をいれると「カチカチ」と音がする。
直ぐに購入した量販店に持って行っていてもらったのだが、
「こりゃ、ダメですね。音がしたらハードディスクの破損が激しいので手がつけられないんですよ。あきらめてください。」
と言われた。

その時は中に入っているのが10万で済まなかったので、あきらめきれず、始めて復旧してくれるサービス会社を探した。田舎には当然のようにハードディスクを復旧してくれる会社など存在しないので、ネットで探すことにした。
すると流石インターネット、あるではないか。
私は直ぐに受話器を手に取り電話した。

これはその時のやりとりだ。

受付「ハードディスクの復旧ならお任せください。殆どの状態でも復旧出来ますよ。」
私「おお~そうですか!是非お願いします。」
受付「かしこまりました。それではまずハードディスクを弊社までお送りください。住所は…」
私「はい、あ、チョット待ってください。その前に料金をお聞きしたいのですが」
受付「はい。復旧料金は100万円から、となっております。」
私「はい?え、と…100万円ですね。」心の声(え~~~!!!100万円!冗談じゃない~~無理だ~~そんな貴重なデータは入ってない~~。)
私「少しお待ちください。」
受付「はい。」
しばらく考えた(フリをした)後
私「すいません。よく考えて、またお電話します。」
受付「かしこまりました。宜しくお願いいたします。」

このようなやり取りだった。

その後少しだけハードディスク復旧サービスの会社を調べたが、結局手が出ない値段ばかりだったのであきらめた。

NAW!!(そして、今)


※スーパーナチュラル風にシュバーッと

移転する際に再びハードディスクを損傷してしまった。(USBの外付けハードディスク)
今回は外付け以外にもバックアップサーバーの”クオンプ”にも保存しておいたので、そこまで慌てなかった。

クオンプ(quanpu)とは
リコーが運営するオンラインストレージ。
1G 無料
10G 300円/月
100G 980円/月
と大容量の割に激安の価格、
しかもディスクトップから簡単にアップできたり、他の人と大容量のファイルのやり取りも簡単にできる。

ところが、このクオンプが高機能すぎるせいなのかわからないが、確かにアップダウンは簡単なのだが非常に使いづらい。
ファイルをダウンロードしてもバラバラになってダウンロードされるし、ツールフォルダなど、どれがどれかわからなくなってしまう。※この対処法としては細かく管理するしかない。すると結局手間がかかってしまう。便利ゆえの手間の発生だ。

私は少し慌てはじめ、再びハードディスク復旧サービスを探すことにした。
前回の経験で費用が高くつくとわかっていたので、始めは自力で修復してみることを試みた。
ネットで復旧方法を調べ、フリーのソフトを使ったりもした。パーティションも調査したりもした。分解も…流石にこれはやらなかったが。

有料ツールも買ってみようか、と検討したが、これも結構な費用がかかる。
しかし、やればやるほどに壊れていくような気がしてきたので、購入は控えた。
理由としては、もし復旧できなかったら費用が無駄になってしまうからだ。

そこで復旧サービスをリサーチしてみることに。

するとあれから5年。結構格安のサービスも出ている。ロジテック直営やサルベージなど、口コミや評判も調べてみた。
バッファロー製品だったので、カスタマーにもかけてもみた。すると提携しているハードディスク復旧サービスを紹介してくれた。
(商売上手だのう。)

思わずソニータイマーのようにクラッシュタイマーをつけているのではないか、と逆恨みしてしまうところだった。そうだ。3度の破損は私をここまで疑り深くしてしまったのだ。いつの間にか、私の心も破損してしまっていたのかもしれないな。
と、こんなどうでもいいことは置いとくとして…

激安の復旧サービスを探した結果を、ここにまとめておくことにする。

[まとめ]
500Gを基準に大体相場は10万ほど、高くて30万。

個人やオークションでも復旧してくれるところをみつけた。
そこなら5万~8万とかの金額

共通点はどこも”お見積もり”が先で、見積もりを聞いてみてから返事してもいいとのこと。(状態が違うしね)

ということは先にハードディスクを送らねばならない。
なので、信用できる所でないと送るのに不安が出る。
表は安く出しておいて、見積もりでふっかけてくるかもしれない。
こちらはハードディスクを既に送っているので断りにくい状況だしね。

結論としては、日本データテクノロジーで十分間に合うという結果に落ち着いた。
料金と費用の目安は、100GB程度なら35000円で済んでしまうこともあるらしい。
それ以上(例えば1TBで15万)の場合は分割もできるようだ。

日本データテクノロジー曰く

ハードディスクの復旧は人間でいう外科手術に似ています。

人間の場合、何度も手術を繰り返すことは身体に対して大きな負担となり大変危険です。それと同じように、一度、障害が発生しているハードディスクは少しの負荷でも症状悪化を引き起こしやすい状況になり、何度もデータ復旧にトライするということはできません。
ですので、確実にデータ復旧をしたいのならば実績のある、信頼のできる企業を選ぶ必要があります。

まさにその通りかもしれない。
もちろん個人、法人を問わない。
場所は東京の銀座にあるようなので、関東付近の方は直接足を運んでみるのもいいだろう。

とはいえ、ネットと電話、送付でやり取りできるので全国関係ないのかもしれない。
例えば外付けハードディスクでお困りの際にお住まいの地域が、
大阪・横浜・秋葉原・京都・名古屋・福岡・広島・東京都内・関東・福井・船橋・千葉
その他、どこであっても(わたしの場合は熊本や鹿児島)okだ。

ちなみに個人的には口コミや評判はあくまでそれなりにしか信用していない。
引っ越し業者の時にわかったからだ。(会社同士のいわゆるつぶし合いに巻き込まれる)

それでもここは大丈夫だと思う。
※私と日本データテクノロジーとは一切関係ございません。なのでえこひいきしているわけはなく、もちろんアフィリエイトも全くやっておりません。なのでリンクもはりませんので興味があるかたはご自分でお調べください。

ということで、、別にここでなくても、今ではハードディスク復旧サービスをやっている会社は数多く存在している。
(料金も規模もどっこいどっこい)
理由はパソコンの普及で、それだけ需要が増えたからだ。
そしてそれば2011年の地上デジタル放送化に向けて更に加速していくことだろう。

ということは徹底的に勉強して自分でサービスを立ち上げてみるのもいいかもしれない。
※調べたところ、実はそこまで難しくないらしい。私は脳がソフトよりなのでしないけど。
起業志望の方はハードディスク復旧サービスをやってみてはいかがでしょうか。

[追記]
実は知り合いの知り合いに趣味でパソコンを組み立てているおじさんがいる。
その人に頼めば格安でしてくれるだろう(1~2万ほど)。
なぜなら部品以外は気持ち程度しかとらないからだ。

以前、パソコンの中古に興味を持った時。この方を紹介してもらったのだが、2万も払えば十分な性能のPCを組み上げてくれる。
あと、この人のお陰でしまっていて使わなかったパソコン(最初にお話した10年前にフォーマットされてしまったPC)も見事復活を果たせた。

ただ難点はメインの仕事で忙しいので時間がかかる、ということと、故障が出る可能性がある。ということ。
しかし、山の中に住んでてISDNの環境であそこまでできるなんて、単純に凄いなと思えた。

ハードディスク復旧の教訓
「安心を得るためにはバックアップの更にバックアップが必要だ。」

[参考]

データ復旧比較より
最も大事なことは、「事前に復旧できるデータのリストを確認できるか?」という点です。

[注意]ランキングや比較と名のつくサイトはアフィリエイトか自社サイトの宣伝のため作り上げただけの勝手ランキングの可能性もあるので十分ご注意ください。

ハードディスク復旧~自分でできるデータ復旧

パソコンのデータを失ってしまったらまずはこれ!市販されているソフトの使い方を私なりに説明してみました。無料お試しもあります。

  • キーワード : データ, ハードディスク, データ復旧, データ普及, データ復元, ハードディスク壊れた, データ見れない, データ失う, パソコン壊れた, 復元, 復旧
  • 再生時間 : 2:13
  • 再生回数 : 15151
  • 評価数 : 6
  • 平均評価 : 3.3333333 / 5 ポイント
  • カテゴリー : ハウツーとスタイル
  • 動画追加日 : 2008-03-19